2019.09.19 エネルギー収支って?
気温が下がってきて過ごしやすい気候になりつつありますね。
夜は、肌寒い感じもあって掛布団を準備されたかたもおられるのではないでしょうか。
私も急な寒暖差で少し喉がやられてしまいました…皆さんも気をつけてくださいね。
からだサポートではオープン3ヶ月として、ダイエットモニター募集を開始しました。
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さて今日は、エネルギー消費量と摂取量の関係をお伝えしていこうと思います。
食事を摂ることで、栄養素の持つエネルギーを身体のなかに取り込むことを『エネルギー摂取』と言います。
逆に、運動などでエネルギーを使うことを『エネルギー消費』と言い、
この摂取と消費の関係を『エネルギー収支』と呼びます。
基本的にこのエネルギー収支のバランスが変化したとき、体重の変動が起こります。
エネルギー消費量よりもエネルギー摂取量が上回るときは、体重は増加、痩せるときにはその逆ということですね。
ちなみに、痩せるために運動をしよう!とよく言われることですが、これは運動時、体内で蓄えられたエネルギーが使われるため、そのぶん体重が減少することになります。
では、体脂肪を1kg落とそうとした場合、どれくらいの運動が必要になるでしょうか?
脂質は1gあたり9kcalのエネルギー量を持っているとされ、体内に存在する脂肪細胞のなかには約20%の水分が含まれていることから、差し引いて1gあたり7.2kcalとして計算していきます。
難しい話になってしまいそうなので、細かい計算は省きますが、脂肪組織1kgには7200kcalのエネルギーが蓄えられていることとなり、その7200kcalの脂肪を全て消費しようと思うと、20代男性でおよそ16時間のジョギングが必要となります。
16時間…
絶対に無理な時間と思ってしまいますが、一度に消費させようせず一年かけて落とそうとしてみると、一日たった3分程度のジョギングで可能な計算となります。
反対に毎日20kcalほどのおやつでも毎日食べつづけると、一年後にはしっかり1kgの脂肪がついてしまいますけどね…
数値ばかり、体重ばかり気にしてしまいがちなダイエットだと、成果が出ているときはいいですが人間のもともと持っている身体の機能上、数値が結果として表れない期間は必ず出てきます。モチベーションが下がって続かない原因にもなってしまいますから、数値だけの目標のみだとしんどいですよ…
運動によって体重が落ちた時、見た目がかっこよくなっていればやる気はきっと続きます!
体重を落とすだけが目的だと確かに減量はできますが、筋肉も脂肪も落ちてしまって姿勢も悪く見た目がかっこ悪いです。
ちょっとずつ運動のしやすい季節になってきています。短時間でも毎日続けると少しずつでも効果が出てきます。
自分でもなんかここが変わってきたな?って思うともっとやりがい感じてもっと続きます!
細かな目標設定から、モチベーションが下がりそうな時もしっかりお手伝いしますよ‼
からだサポート
理学療法士 袖本雄介