2020.02.13 テーピングの利点!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
からだサポート袖本です。
トレーナー活動など、スポーツの現場ではテーピングをする機会が多くあります。
2月に入ってお店でもテーピングを巻くことが何度かありました。
この時期は練習量が増えてくる時期なのでしょうか?
上級生から引き継いで、新チームとしてスタートすることも関係してそうですね!
そこで今日は、テーピングについてお伝えしていこうと思います。
テーピングには、大きく分けて固定と誘導の2つがあります。
固定の場合:捻挫後など、伸縮性の低いテープを用いて関節を固定・保護
誘導の場合:固定ではなく、関節の動きを円滑にする場合や、筋肉の働きをサポート
固定も誘導も除痛や痛みの予防という意味では、目的が同じだったりします。
ただ、関節に緩みが出ていたり不安定になっているのであれば、固定して止める。
働きにくい場所に対して、キネシオテープなどで機能的に補助する。
といった感じで、目的に合わせて使い方を分けていきます。
不安定な関節を安定させたり、筋肉の働きが下がっているところにサポートテープで機能を上げる。
テーピングを用いることで動作を円滑にできるため、疲労感を軽減することにも繋がります。
ただ、利点だけではありません!
便利だからと長く使っていると、機能が回復しないままの状態にもなってしまいます。
あくまでも、使用するのは安定するまでの補助が目的です。
身体の機能として、靭帯には伸ばされた刺激が入ると自動的に
筋肉を収縮させて伸びすぎないようにする働きがあります。
もし、働きにくくなってしまった場所で身体にかかる負荷を受けれないとしたら?
その負荷をどんどん違う場所が担当する形になって、痛みが出てしまうなんてことも…
頼るときは頼っても、機能が回復してくるまでの間だけが望ましいんです!
中等度以上の足首の捻挫は最初にケアをしておかないと、痛みが1年後も残ってしまう。
そんな、深刻な研究データもあるくらいですから甘くみてはいけません!
復帰に時間が取れるのであれば、しっかりリハビリすることをおススメします。
先日も、捻挫後1週間のお客様をみる機会がありました。
体重をかけていない状態で確認した際、足首を外側に動かすときに力が入らず動かすことができない!
歩くことはできても、これだと痛みや違和感は続いてしまいますよね。
患部以外の場所にできていた硬さを緩めることで、徐々に力が入るようになってきたので
ご自分でも動かすことができました。あとは、地味ですがエクササイズを頑張りましょう!
自分の身体でも短期間で気づかないうちに変化が生じています。
機能が戻らないまま、動きすぎてしまうと痛みが取りにくくなってホントに大変なんです。
焦らずに、しっかりリハビリすることって大切ですよ!
からだサポートは健康的なからだづくりをお手伝いしています
何かお役に立てることがあるかもしれません!
理学療法士 袖本雄介