2019.08.21 自分達にできること。
基本的にお店は、予約制でさせていただいています。
ですが、予約の入っていない時間帯では、もちろん予約なしでも大丈夫です。
先日、腰痛や背中と指の違和感の訴えがあるお客様が来られました。
病院や整体院にも通ってみたが、症状の改善がなく思い切ってお店に来てみました、とのこと。
病院で処方された内容は、張り薬はなく末梢の血流を良くするための飲み薬とストレッチ指導。
整体も含めて、ほとんど改善がみられず不安な気持ちが強くなっておられる印象でした。
問診に時間をかけて、細かく生活習慣や食事、睡眠の状況などを確認。
運動も始められたとのことで、内容と身体の状態を合わせてチェックしていきます。
基本的に理学療法士は診断ができません。お店にはレントゲンなどもありません。
そのぶん、細かくみていきます。時間もかけます。たくさん話を聞きます。
そこから得た情報で推測を立てて、気になる部分を触ります。
動きの繋がりを考えて症状がある部分以外もみます。
施術をしたことで硬さや動きに変化が出れば、再度推論を立てて何度もアプローチをします。
身体が最適なパフォーマンスを出せるようになるためには、なかなか一度では難しいことが多いです。
いきなり、運動を行ったりはあまりしません。
そのため、治療内容の段階を説明しながら進めます。
「まず、こんな感じになると思うので、そうなったらこれができるようになります。そしたら痛みなくこれが可能になりますよ。」みたいな感じです。受ける側のお客様が状態を理解しやすいようにできるだけわかりやすく。
どうしても、訴えや症状がある部分にだけ治療は行われがちで、レントゲンを撮ってみて異常がなければ治療がないなんてことも多いです。
それだと、患者さんは不安ですよね…
予約せず、急に来たので心配でしたが、おもいきってドアを開けてよかったです!と言ってもらえました。
初回の治療は状態の把握と修正するための準備、予測を立てることが中心です。
次回まで行っていただく簡単な体操を3つほどお伝えして終了しました。
少しずつでもサポートできることを提供していかないといけませんね!
今日は午前中の予約が一杯なので、頑張ります‼
からだサポート
理学療法士 袖本雄介