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2020.01.28 糖質の代謝にビタミン!

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いつもブログをご覧いただきありがとうございます(^^

からだサポート袖本です。

食事・運動・休養を日常生活に上手く取り入れることは健康的なからだづくりには欠かせません!

食事からできるからだづくりとして糖質を制限したり、タンパク質を多めに摂取することなど

のやり方がありますが、今回ご紹介するのは積極的なビタミンを多く含む食品の摂取です。

ビタミンといっても13種類もあり、水に溶けやすい水溶性・溶けにくい脂溶性と分かれます。

それぞれのビタミンで働きも違ってくるためちょっとした理解が必要です。

今日は、そのなかでもビタミンB1の特徴をお伝えしていこうと思います。

B1の働きは、糖質の代謝を促進し、疲労、食欲不振の回復を助けることなんですが、

日本人は、日常のエネルギーの大半を糖質の多い米から摂っています。

ビタミンB1は糖質をエネルギーへ変換する際に必要となり、

B1が不足していると糖質から十分なエネルギーを得ることができません。

さらに、糖質を摂りすぎているとB1が足りなくなる危険性が高まるということです。

糖質の代謝がうまくいかないと、体内に疲労物質が溜まりやすくなります。

これにより、全身の倦怠感やむくみ、食欲不振、頭痛、疲労感、いらいらしやすくなるなどの症状が現れます。

また、アルコールの分解にも不可欠と言われているため、アルコールをよく飲む習慣のある人は、

ビタミンB1を積極的に取り入れると良いかもしれません。

多く含む食品として、豚肉(ヒレ・もも・ロース)、大豆が挙げられます。

B1はもともと米ぬかから発見されたもので、米や小麦などの胚芽に多く含まれるため

精製度の高いものほど含有量は減ってきます。

精製度の低いものとして、玄米や胚芽米、全粒粉のパンなどはB1が豊富に含まれている食品ですね。

また、脳や神経にとっても欠かすことのできない栄養素でもあるため、集中できないときや

記憶力アップのためにとても大切。

眠いからとか、集中したいときに「脳に糖質を!」と甘いものを食べることがあると思いますが、

もしかしたら不足しているのは糖質ではなく、ビタミンB1が不足しているせいかもしれません。

水溶性ビタミンのため、排泄されやすいことも体内に不足しやすい理由の一つです。

サプリメントで補うのもアリですが、調理したときの煮汁も使ったり、ビタミンCを含む

食品と一緒に摂取すると体内に蓄積されやすいことがわかっているので、豚肉料理を

にらやにんにくを使ったもので作るなど工夫してみることもおススメです!

ダイエットで糖質を減らすのもいいですが、糖質をエネルギーとして代謝できる

ビタミンB1摂取も積極的に意識してみてくださいね!

からだサポートは健康的なからだづくりをお手伝いしています

何かお役に立てることがあるかもしれません!

理学療法士 袖本雄介