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2019.07.01 膝の痛みの原因?

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何日か続いた雨のおかげで、過ごしやすい気温でいいですね。

年々、暑さに弱くなってきていると感じているので… 寒いのは全然平気なんですけどね!!

 

さて、来ていただいたお客様のなかに、右膝痛のため病院で減量とウォーキングを勧められ、2ヶ月続けてきたら

左の膝が痛くなったという方がこられました。

話を聞いていくと、食事を1日2回に減らし、炭水化物もできるだけ摂らない。毎日1時間は必ず歩くということを実践しておられる状況とのこと。

とても真面目な印象の方で、学生時代はバスケットと剣道をされており、身長も高く見た目はやせ型ですが、お腹が出ていることが気になるとご本人も指摘しておられました。

2ヶ月で体重は約7㎏減と減量はしているように思えますが、ここに注意するべき落とし穴が…

極端な食事制限をすると、身体に必要な栄養が足りなくなるため身体はできるだけ貯め込もうと省エネにしようとします。ウォーキング程度の軽い運動でも筋肉は使われるため、足りなくなった栄養を筋肉は補給したくても栄養源であるたんぱく質もあまりとっておられず、脂質も制限しておられたためいわゆるケトン体も使いにくい。

結果、代謝も筋肉量も減ってしまい、関節の安定性は低下しやすくなり、疲れやすくなってしまいます。その方も、ボーっとすることが増えたと不調を感じておられました。

今回は、身体をみさせていただきながら食事内容の話と、硬さのみられた部分を少し緩めさせてもらってから、ご自宅で続けていただけるよう簡単な体操をご指導させてもらいました。真面目な方で、しっかりご自分でもメモしておられました。

ダイエットはカロリーだけを気にするのではなく、栄養価が大事な要素です。例えばサラダや果物だけを食べていれば、確かに痩せてはいきますが、必要な栄養価が足りなければ筋肉は減り、身体に大切な代謝まで下がってしまいます。結果として、長期的にみれば痩せにくく筋肉のつきにくい身体になってしまいます。

ですので、一日の総カロリー数と三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物の割合を大切にして下さい!!

病院ではどうしても栄養についてのことや、状況に合わせた体操など詳しく説明されることってなかなかないですからね。その方は腫れなどの炎症症状が比較的軽度だったので食事内容が変わってくれば、運動の効果も上がってくると思います。

それぞれの割合の話は、長くなってきたので別の機会にしますね!!

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袖本雄介