2019.07.20 身体組成
以前、お店の裏側駐車場にハチがよく飛んでいたので、観察していたら小さい巣を発見しました。ホームセンターで殺虫スプレーを買ってきてすぐに解決したのですが、昨日スズメバチが使われていない室外機に入っていくのを見たので中を覗いたら、巣を見つけてしまいました!あんな場所にも作ってしまうんですね、大きくなっていく前になんとかしないと…
さて、昨日の話で少し触れましたが、BMIはあくまでも身体状態を表す指標とはなりますが、必ずしも病気などの発症リスクを正確に予測しているわけではありません。
というのも、脂肪が身体のどこに多く蓄積されているかまではBMIではわかりませんし、数値的に基準値内であっても脂肪が多めの方や、逆にBMIが高い人でもスポーツをされている方などは、筋量が多く、その場合、脂肪ではなく筋肉によって体重が増加しているため基準値を超えてしまっている場合もあります。(脂肪に比べて筋肉のほうが比重が大きいため)
このような場合、前者のBMIの数値が基準値内の方よりも、後者の基準値を超えてしまっている人のほうが健康的といえます。そこで、BMIだけでなく身体の状態を知る方法として、身体組成が必要となってきます。
身体組成とは?
例えば、体重もBMIも全く同じ二人の人間がいます。しかし、脂肪の量や筋肉量など身体の中身は大きく異なってくるはずです。(年齢や基礎代謝量などもそれぞれ違いがあると思いますが、今回は身体組成に絞って進めていきます。)
人によってその人の身体のどの組織がどれだけの割合でできているか、ということを表したものが身体組成となります。みなさんよく気にされている体脂肪量、それと徐脂肪量が身体組成の大きな部分です。
ダイエットなどでは、体重の減少にばかり意識がいってしまいますが、先ほど述べた脂肪に比べて筋肉のほうが比重が大きいことを考えると、体重が減った→筋肉量が減った。運動してるのに体重が変わらない→筋肉がついてきた。ということとも捉えることができます。
食事制限をして体重が減ったということは、身体は入ってくる栄養が少ないことを感じて少ないエネルギーで活動しようとするため、いわゆる省エネになります。(→基礎代謝が下がる)筋肉はたくさんの栄養・エネルギーを必要とするため省エネにしたい身体は筋肉を求めません。(→運動しても筋肉がつきにくくなる)結果、代謝も下がり、とにかく貯め込もうとするため、一時的な減量に成功した自分へのご褒美でスイーツやラーメンなどを食べるとドカンと貯金してしまいます。
反対に運動をしているのに体重は変わらなくても、筋肉がついたことによって基礎代謝は上がり、エネルギーをたくさん消費しやすくなるため、普段の生活でも貯め込みにくく効率の良いからだになります。体重が変わってないのに、体脂肪量は減っているため、締まった身体ですから見た目は変化しているはずです。動作も軽くなるため、生活が楽になってきます!
体重もいいですが、体脂肪量と徐脂肪量も気にしながらすると、効率の良い健康的なからだづくりに繋がってくると思います。食事も量で行う制限というより、内容や質を見直すともっと結果に反映されてくると思いますよ‼
からだサポート
袖本雄介