2019.08.10 カフェイン
昨日は、友達がお客様で来てくれました。終わってから、時間があったのでお店の向かいにある珈琲屋さんへ。
「クッキーを乗せたアイス感覚で召し上がって下さい」と、豆を挽いたものなんですかね?粉末のコーヒーをかけて食べるコーヒーアイスがとても美味しかったです!
さて今日は、運動中の飲み物についてです。
以前も少し触れましたが、水分補給としては利尿作用のあるカフェインが入っている飲み物は避けたほうがいいと思いますので、麦茶や薄めたスポーツドリンクなどがいいと思います。BCAAと言って、筋肉を作るのに欠かせない必須アミノ酸が入った飲み物もいいですね!
ここで、考えてみたいのは運動の効果を出すための水分補給です。
例えば、水分補給には適していないとされるカフェイン。デメリットもありますが、摂取量やタイミングを考えて摂取することによる効果は様々あることがわかっています。
・血液循環が良くなる
・脂肪燃焼作用
・集中力の向上
これを見ただけでも、トレーニングをする際に効率よく使用すれば効果につながることが考えられます。
ただし、トレーニング中に飲むと、粘膜を刺激し、喉が渇きやすくなります。もちろん利尿作用もあるため、唾液の分泌も減り、一時的な脱水となります。実際に私も身体を使ってみようと、トレーニング中のコーヒーを何度か試しましたが、とにかく喉が渇きます。あまり、頑張りすぎてしまうと立ち眩みも起こったため、トレーニング中はやはりおすすめできないと感じました。
カフェインの効果は摂取して15分程度で表れると言われており、トレーニング30分から1時間前に摂取すると、短時間に集中して運動をしたい場合などにいいかもしれません。ただし、効果を推奨するわけではなく、あくまでトレーニング効果を上げるだけのものであって、取りすぎにはとにかく注意が必要な成分でもあります。
普段から、コーヒーやアルコール類を飲む習慣のある人であったり、ペットボトルで水分補給をされている方は、知らないうちに結構な量のカフェインを摂取しているかもしれないので気をつけてください。
緊張しやすいかたや、寝不足の人などは自律神経が興奮気味になっていることも予想され、日頃から倦怠感や頭痛がある場合には、カフェインの摂り方は考えていかないといけません。糖尿病の方や予備軍の人も血糖値とカフェインは深い関わりがあるので特に注意が必要です。
ここまで、書くと完全に取りにくい印象のカフェインですが、摂取する量・タイミングを決めておくことや、水分補給をこまめにし、体質に合わなければ無理しない。
など、注意する点はありますが、上手く使えば効果につながるものですので、からだづくりをする際の参考にしてみてください。
あと、この時期はいつも以上に水分を準備して楽しんでください。自分も過去に熱中症で周りに迷惑かけたことがあって大変でした。せっかくの楽しい時期ですからね!では、また。
からだサポート
理学療法士 袖本雄介