2019.12.04 姿勢に合わせたエクササイズ
日が暮れるのが早くなりました。お店の窓を見ると、17時頃にはもう真っ暗です。
年末ということもあるでしょうが、ヒトも寒いと動作が早くなる気がします。
温かいコタツや布団からの動きだしは億劫になりますけどね!
さて今日は、姿勢チェックからできる修正エクササイズをお伝えしていこうと思います。
姿勢チェックの方法からパターン別の修正エクササイズまで、何回かに分けて説明していこうと思います。
今回はまず、姿勢のチェックからお伝えしていきます。
姿勢のチェックは不良姿勢と不良運動パターンを修正するカギです。
関節の変形などがない場合、筋節の長さ・張力関係によるバランス不良をみることができます。
分かりやすくいうと、伸びすぎてしまう筋肉や硬くなって動きにくい部分を姿勢チェックで確認していくということですね!
ご自宅でもできるチェック方法として、壁に身体を着けるやりかたがよく紹介されています。
壁からカカトを5cmほど離してまっすぐ立ちます。
頭、背中、臀部を壁にぴたっとくっつけてみて、壁と腰のすき間に手を入れてみましょう。
すき間に手のひら1枚分くらいが入れば理想的。
入らなければ腰は扁平気味を表し、入りすぎるようだと反りが強いことが分かります。
写真は、左側の理想姿勢と比べて、右側は青矢印から胸椎は後弯、腰椎は前弯が増強している不良姿勢パターンです。
不良姿勢は壁から後頭部が着かず、腰の反りも強まっています。骨盤の傾きも、赤線で示してあるように違いが。
骨盤が前傾している不良姿勢はとても多いパターンで、この骨盤前傾を修正することが重要になってきます。
そこで明日は、骨盤前傾を修正するエクササイズを紹介していこうと思います。
ではまた!
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理学療法士 袖本雄介