2020.07.20　腰椎の疲労骨折！

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

からだサポート袖本です。

日曜日でしたが、中学バスケ部男子から腰痛での

問い合わせがあり、急遽お店を開けておりました！

予約が入れば休日でもお店は対応しますよ～！

さて、この中学生ですが７月に入って

痛みが強くなり病院で腰の疲労骨折と診断。

練習量を下げるよう指示されたとのこと。

自粛期間に部活が制限されていた時も

毎日走っていた話をしてくれましたが

真剣にバスケに取り組んでいる姿勢が

印象的でしたね！せっかく部活動が再開されたのに

腰痛が原因でおもいっきり練習できないのが

もどかしいとは思いますが、ここは少し我慢が必要‼

というのも、腰骨の疲労骨折は成長期に発症しやすく

痛めてしまうと、一定期間安静が必要となってきます。

もともと腰の骨は捻る動きに弱く、逆に身体を

曲げ伸ばしする動きがしやすい形状をしています。

動きかたのチェックから、この中学生の場合は

腰椎での動きが過剰に起こっている状態でした！

本来、身体を捻じる動きには腰椎ではなくその上下にある

胸椎や骨盤、股関節が適しています！

ですが、彼は猫背で胸椎の動きが硬く、股関節の機能が

低いことなど腰椎が頑張ってしまう条件が揃っていました…

これからは、痛みをみながら腰骨に負荷をかけ過ぎないよう

機能的な股関節の使い方や胸椎を動かすメニューの開始ですね！

もどかしい気持ち、やりたい気持ちはわかります！

そのやる気をトレーニングへ向けてあげるのも大切な仕事！

痛みがあるのにそのまま運動を続けたり負荷をかけ続けてしまうと

その弱い部分に亀裂が入ることで、疲労骨折が起こります。

無理をしてしまうと骨が癒合せずに

「腰椎分離症」という状態になってしまいます！

その状態にまでなってしまわないよう不良姿勢に

気づいて日常から修正・予防。それと合わせて

正確な身体の使い方を実践できるよう

運動のなかで反復していかなければいけません！

腰痛をなんとかしたい・予防したいという方には

その状態にあったケアやエクササイズメニューを

お伝えしますのでご相談下さいね！

からだサポートは健康的な

からだづくりのお手伝いをしています

理学療法士　袖本雄介