2019.09.24 使い方を意識してみましょう!
お客様とのやりとりのなかで、「ここをこうしたい!」という要望はやはり多いです。
多い部分としてお腹やお尻のたるみ、女性ですと二の腕もよく質問に出てきます。
この場合だと、なんでここばかりたるむの?脂肪がつきやすい部分だから?という質問に続くことが多いです。
確かにお腹ですと、臓器を守る目的で脂肪は必要なので間違いではないと思いますが、簡単に考えると使えていないからだと思います。
歩いているときや長時間立っているときダルさを感じてくるのはどこですか?
もも前やふくらはぎだったりしませんか?結構お尻を上手に使っている人って少ないんですね。
簡単なチェックとして片脚立ちをしてみて下さい。
そこから、立っている脚側のお尻の横を触ってみて下さい。行う前よりも硬くなっていればOKです!
反対側も同様に行ってください。
どうでしょうか?左右で差があったりしませんでしたか?
もし、硬くならない方があればそちら側だけもう一度行ってみて下さい。
その際に身体をまっすぐにしながら胸を張るように、天井に頭が引っ張られているイメージで。お腹に力を入れながら行ってもお尻の硬さを確認できるかもしれません。
お尻の硬さを感じることはできたでしょうか?
このように人は立ち方だけでも筋肉の使い方が違います。
重心移動を伴う動きは、片脚立ちよりもっと複雑になってきますが、使われにくい部分はたるむことになりやすいです。
質問にもよりますが、こういったからだの使い方を最初に細かくチェックをしていきます。
使いやすい筋肉に力が入らないようにしつつ、使っていない筋肉をエクササイズで使えるよう活性化してから、全
身の動きとして合わせて動いてもらうことが非常に大切になります。
いくらトレーニングしても身体が変わらない、ウォーキングやヨガをしてるのに、たるみが気になるという方は、
始めに身体を細かくチェックしてもらうことが近道ですよ!
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理学療法士 袖本雄介