2020.01.23 GI値を知って肥満予防
いつもブログをご覧いただきありがとうございます☺
からだサポート袖本です。
健康的なからだづくりに欠かせないものとして
『食事』『運動』『休養』を日常生活に正しい習慣として取り入れること。
その中で、今日は『食事』のことを中心にお伝えしていこうと思います。
皆さんは、GI値(グリセミックインデックス)をご存じでしょうか?
食品がどれだけ血糖値を上昇させるかを示す指標なんですが、ブドウ糖を摂取したとき
血糖値の上昇率を100として、数値が高いほど糖が吸収されやすく
血糖値が上昇しやすいということを示しています。
下の表は、食品別のGI値になります。
GI値が70以上のものを高GI値 |
食品例:白砂糖109、食パン91、ジャガイモ901、精白米84、ニンジン80 |
GI値が69~56は中GI値 |
食品例:スパゲッティ65、かぼちゃ65、生そば59、玄米56 |
GI値が55以下なら低GI値 |
食品例:さつまいも55、全粒粉パン50、牛ロース46、豚ロース46、鶏もも45 |
トマト30、ほうれん草15と、野菜はとてもGI値が低い食材になります。
ヒトは食事によって血糖値が上昇しますが、健康なヒトであれば2~3時間で元に戻ります。
血糖値を下げるため、すい臓から出るインスリンというホルモンが働くことになるんですが、
GI値が高い食品を摂ると、血糖値が急激に上昇し、これを抑えるためにインスリンが大量に
分泌されます。インスリンは、細胞に糖を取り込むだけでなく、過剰な糖を脂肪として蓄える
ことで結果として血糖を上げてしまいます。
さらに!急激なインスリンの分泌はそこから低血糖となり、空腹感や
甘いものへの欲求を引き起こすことにつながってしまうんです!
糖質制限が流行っていますが、糖質制限食は糖質の量そのものを減らすため
特に糖尿病の予防に有効なんですが、低GI値の食品を食べる場合では
血糖の変動がゆるやかになるため、空腹感であったり、脂肪の蓄積が
起こりにくくなるので、肥満を予防できるということになります。
からだサポートは健康的なからだづくりをお手伝いしています
何かお役に立てることがあるかもしれません!
理学療法士 袖本雄介