2019.08.17 ご自分の胸郭をチェックしてみて下さい!
ご自分の肋骨を、手のひらで触ったまま息を吸ったとき膨らむのがわかりますか?
息を吐いたら萎むことが感じ取れるでしょうか?
今日は、簡単な胸郭のチェック方法をお伝えしていきます。
肋骨と胸骨、胸椎で構成されているのが胸郭です。鳥かごをイメージするとわかりやすいかもしれません。
肋骨の下部(肋骨弓)にテープを貼った写真です。
個人差や男女差はありますが、角度として70~90°が正常範囲といわれています。
角度も大切ですが、片方が水平気味になっていたりしませんか?
人の身体はもともと左右が対象ではありません。
ですから、多少のずれは問題ありませんが、大きく違いが出ている場合は要注意!
大きく違いがあると、動きかたに左右で違いが出てしまい、そのままですと痛みにもつながりますし、呼吸も浅くなってしまいます。
野球やゴルフをされている方ですと、体幹の回旋時(特に打ち終わったあと)に回旋した方向の腰に痛みが出やすく、脚を組むクセのあるかたは、さらに症状が出やすくなります。
これだと腰が痛いからといって、腰を治療してもあまり改善は望めませんよね?
施術や運動の効果を最大限引き出すためには
・どの部分に違いが出ているか?
・柔らかくて動きすぎているのか?
・硬くなっていることため動かしにくいか?
これらをチェックしてから動かしていくと、効果は出しやすいと思います!
胸郭の状態や呼吸の深さは自分でも簡単にチェックできるので試してみてください。
もっと詳しく自分の胸郭の状態を知りたい!という方はいつでもご連絡下さいね‼
からだサポート
理学療法士 袖本雄介