2022.04.19 『股関節』形状を考え効率的にトレーニング!
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
からだサポート袖本です。
股関節を内側に捻った【内旋】状態で撮らせてもらいました。
この方の場合、右脚の方が捻じれる可動域が広くなっています。
(写真だと少し解りにくいですが)
次はその右脚を反対に捻った写真です。⇒【外旋】
一般的に股関節は内旋・外旋とも45度程度の可動域と言われているので
この方は外旋の角度が内旋と比べて少ないことがわかります。
これは骨盤がズレているから?
そうではないんです!
大腿骨には『前捻角』という骨の角度があって
11~15度くらいが一般的と言われています。
左右の前捻角に違いがある人にトレーニングを行う場合
左右で同じ種目ではなくお尻のインナーマッスルを鍛えるメニューから始めたり
前捻角が強い側はモモ裏や外側、ふくらはぎの筋肉に硬さができやすいので
施術してから力の入り具合をその都度で確認したりと
その人の身体に対して好ましい位置でトレーニングすることで
筋肉の効きが変わってきます!
誰もがつま先を真っ直ぐにして行うスクワットが正解じゃないんですね!
スポーツでも正しい位置で動けると
「体重が乗っていつもより地面が蹴れる!」
という具合でパフォーマンスにも直結してくる部分です!
皆さんも形状を考えて効率よくトレーニングしていきましょう!
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理学療法士 袖本雄介