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2019.08.24 肩だけでも、腰だけでも。

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おはようございます。からだサポートです。

今日は、お店で提供している内容を、肩こりの訴えが主で通っていただいているお客様を例にお伝えしていきます。

何度かご来店されている方で、頸から両肩にかけてのコリが主でしたが、現在は左側に違和感が残る程度まで改善してこられています。

頸や肩は姿勢の影響を特に受けやすい部分です。

お仕事が長時間のデスクワークということもあり、腕を下げた姿勢が長く続くことで肩甲骨のまわりの筋肉が硬くなってしまいます。

肩甲骨という骨は肋骨の上に乗っているだけですので、背骨の動きが大きく影響してきます。不良姿勢が続くと、背骨が捻じれて肋骨の位置にも変化が出ると、肩甲骨にも悪い影響を与えます。

また、背骨は骨盤からの影響も受けていますので下半身の状態や怪我が肩に関係してくることも考えないといけません。

この方の場合は、姿勢の保持で意識してもらいたい腹筋のインナーマッスルと左のお尻の筋肉に力が入りにくくなっており、修正していくことから始めていきました。右の肋骨とももの裏なども調整しながら、ずいぶんと力が入ってくる状態ができ、こっている部分に力が入りにくくするため意識して使ってほしい筋肉を使えるようになってきて、肩こりが緩和してきています。ご自宅での体操も修正を加えながら、続けてもらっています。

肩こりに限らずですが、症状はあくまで結果ですから、肩、肩甲骨、背骨、骨盤のどこに問題があるのかを確認していくことが必要です。マッサージやストレッチだけで改善してこないのはこういったことも関係しています。

この方の場合では、長時間のデスクワークと右脚を組む、左側を下に横向きで寝る習慣など、肩こりに関連のありそうなことも確認して、修正をお願いできているので丁寧に問診することも大切な治療です。

肩がこるからといって、肩だけに注目してもダメですし、腰痛だからと腰だけを治療してもダメ。

姿勢は全身の繋がりと捉えて、不調のないからだを目指す。自分でも対処がしやすくなりますから、予防ができます。

写真は、背中の筋肉に力を入れるために行っている運動です。

ボールに乗りながらだと骨盤が動いてしまって背中に力が入りにくくなってしまいますが、上手に動かないように意識されて綺麗にできておられました!

痛みでお困りのかたはぜひからだサポートまで

理学療法士 袖本雄介