2019.12.05 姿勢に合わせたエクササイズ②
おはようございます!カラダサポート袖本です。
今日は、前回お伝えした『姿勢に合わせたエクササイズ』の続きです。
前回お伝えした、とても多くみられる骨盤前傾を伴った不良姿勢。
実際に、骨盤前傾を修正するエクササイズを行っていきます。
両手で大腿部裏に手をまわし、尾骨が床から持ち上がるように腰部をストレッチングします。
息を吐くときに胸のほうへ引き寄せるとよいでしょう。
30秒程度保持したら休み、3回ほど繰り返してください。
腰を反らす筋肉をストレッチングすることが、腰の反りや骨盤前傾を緩めるポイントとなります。
この筋肉がしっかり伸びないと、次に行う腹部強化のエクササイズ効果が半減してしまいます。
二つ目は骨盤後傾運動を行っていきます。仰向けで膝を曲げます。
腰の下に両手の平を下にしておき、その両手を腰で押し付けるようにしてください。
息を吐きながら押し付けていくのですが、腰が反る方向と反対(骨盤後傾)となるよう意識しながら行います。
赤矢印方向に、おヘソを背骨に近づけるイメージです。
ドローイン(引き込み法)と呼ばれる方法を使いながら行うことで腹部のコア筋である腹横筋の活性化になります。
頭が持ち上がらないようにして、15回ほど呼吸を止めないよう注意しながら行ってください。
この二つは姿勢チェックから骨盤前傾を修正する目的のエクササイズになります。
痛みが強い場合は、決して無理して行わないようにしてくださいね!
猫背ぎみで腰の生理的な弯曲が減弱しているかたは、違った修正方法が必要です。
それはまた違う機会にお伝えしようと思います!
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理学療法士 袖本雄介