2019.07.18 姿勢について
お客様から差し入れで頂いたお菓子で、フリーズドライされた納豆スナックを食べてみました。
開けたときの強烈なにおいに初めはびっくりしましたが、食べてみると結構美味しくてくせになりそうです!
袋には、におい控えめって書いてありましたけどね(笑)
さて、今日は姿勢についてです。
肩甲骨の位置をわかりやすくするために、テープを貼らせてもらいました。パッと見ただけでも左右の肩甲骨の位置に違いがあることがわかるとおもいます。よく見ると肘の向きや降ろした手の高さも違いますね!
肩甲骨周囲に痛みを訴える方のなかには、筋肉が過度に伸ばされている場合が少なくありません。この方のように、肩が下方に下がっているような状態にあると、筋肉が伸長されてしまい損傷を起こすことに繋がりやすくなります。
筋肉の硬さや痛みは、筋肉が短縮したことで起こる場合だけでなく、過度に伸ばされた際にも症状として現れることがあります。そこで、硬さや痛みを軽減する目的でストレッチングなどを行うとします。もし、仮に過度に伸長されたことによって筋肉を損傷してしまっている場合、ストレッチングや過度な負荷は症状をかえって悪化させてしまうことも考えられます。
過度に伸張されたことによる損傷と思われる場合、痛みのある筋肉を短縮させ、他動的に保持する状況を作ります。(例えばテーピングでの固定や手で支えるなど)
もし、保持することによって症状が軽減するようであれば、過度に伸張されたことによる損傷であるという推測が立ちます。
また、損傷している筋肉は触診や動きに対して抵抗をかけた際に痛みを伴うため、筋の長さの増加と痛みの存在が筋の萎縮に伴う筋力低下か、損傷による筋力低下かを分ける基準となります。
このような場合には、損傷している部分の筋肉がそれ以上伸ばされないように、テーピングなどを使って保護し、まず痛みの軽減を図ります。その日は少し様子をみていただいてから、後日痛みの軽減が出来ていることを確認し、段階的に運動ができる状態を作っていくことが不可欠だと思います。
痛みが出ている状況では、筋肉はとても弱化していることが予想されますし、その筋肉の付着部である関節部分が正常に動かせないときには筋肉にかかる負担は減らしたほうが良いため、その部位の運動は筋力の回復とともに徐々に増やし、関節が正しい運動ができるような状態まで持っていくことが必要と思います。
硬い部分や痛みがある場所に対して伸ばしたり、揉んだりすることは誰しもが簡単にできることですが、なぜその部分に症状があるのかを推測して適切に対処することが重要ってことですね!
今日は朝から雨が強く降って気持ちも下がりがちですが、仕事や家事の合間にちょっとだけでもからだを動かして気分転換しながら一日を乗り切りましょう!!
からだサポート
袖本雄介