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2019.07.29 痛みに関わる要素

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梅雨明けが発表されてから最高気温がどんどん上がってきているので、夏が始まってますね~!

今年もあの暑い日々が続いちゃうのでしょうか。。。

さて、身体がどのように痛みを発生させるかということを考えていくうえで、動かす際におこる身体の様々なパターンを知っておかなければなりません。その運動に関係する解剖学・生理学・運動学的な部分がどうやって関連し、望ましい運動を作り出しているか考えていくことが重要です。

運動を構成している要素は主に、

①筋肉や骨格(基礎的要素)

②神経系(調節的要素)

③静力学、動力学(生体力学的要素)

④心肺系、代謝系(補助的要素)

この4つの要素があり、運動の基本となる筋肉や骨格、その運動をコントロールするのが神経系。

生体力学的要素いわゆるバイオメカニクス的要素を構成しているものには静的・動的なものがあります。

補助的要素は心肺系・代謝系(ホルモンなどの内分泌系も)が含まれており、補助的といっても、筋肉や骨格の運動には欠かせない重要な要素といえます。

この4つの要素は、それぞれ独自の役割があり、それぞれをみていくことはもちろん大切ですが、各要素はそれぞれが相互関係にあり、運動にとって欠かせない役目を果たしています。

例えば、重いものを持つ

持つために必要な筋肉に収縮が起こる、それによって生じた運動は、縮む、伸びるというような力学的変化がおき、筋肉の性質に変化を与え、持つことによって緊張したり、緩和したりと心肺系、代謝系も関与しているという感じです。

動きを細かく観察していくなかで、その運動をつかさどっているどの部分がどのように痛みに関わっているかを明らかにすることで、その方に合った適切なメニューを提供できることにもなってきます。

痛みが出ていない場合でも、望ましくない動かしかたになっていることはとても多いですから、そんな場合は痛みが出る前に対処できて予防にもつながりやすいですし、痛みが出ても取れるのは早いと思いますよ!

からだサポート

袖本雄介