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2020.07.24 安定しているから動かせる!

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いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

からだサポート袖本です

まだ梅雨明けがありませんね~!

せっかくの連休も雨が続いてしまって残念です。

こんなときは室内で動くしかありませんね(笑)

さて、効率的な動作には可動性と安定性が大切!

柔軟性は、筋肉を伸ばす能力として表現できますが

ここでいう可動性とは筋肉だけでなく

関節も含んだもっと広い概念と言えます。

スクワットを例にしてみます。

しゃがみこんでいく際に太ももが

床と水平になるポジションを過ぎても

カカトがその位置のまま保てる能力。

これを可動性とします。

スクワット動作の中にはたくさんの

筋肉と関節が関わっています。

たまに、しゃがみこめない子供の相談を受けますが

単純に足首が硬いからできないということよりも

このスクワットに必要な動作をみただけでも

ここの柔軟性が低くてできないわけではありません!

むしろ、股関節を曲げていくときに可動する必要がある

骨盤と背骨につく筋肉と関節の連動した動き

そこをタイミングよく可動させていくことの方が重要です。

そして安定性ですが、ここでいう安定性は

力や動きをコントロールする能力を指します。

ややこしいですが、筋力というのは力や動きを発揮する能力ですね!

多くの場合、安定性は筋力の基礎となります。

片手を上に挙げる動作で例えてみます。

まず、腕を挙げるだけの可動性が筋肉と関節になければなりません。

腕の骨は、肩甲骨にくっついて

関節を作っているので、挙げるためには肩甲骨を

身体から引き離さず安定させなければなりません。

この動作だけでも可動性と安定性の関係が

共存して成り立っていますよね!

この時に重要なのは、挙げるための筋肉ではなく

肩甲骨を安定させる筋肉がしっかり機能しているかということ。

挙がらないからといって、強引に挙げたり

ストレッチをし続けることでかえって

機能の低下を助長していることもあったりします!

この可動性と安定性の関係を理解していると

トレーニング効果に大きな違いを感じることができますよ~!

からだサポートは

健康的なからだづくりをお手伝いしています

何かお役に立てることがあるかもしれません!

理学療法士 袖本雄介