2020.10.24 痛みを動きでみていく!
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
雨の影響で気温が下がってきました。
気温の低下は、身体を動かすことが減り
不動によって痛みを感じる機会を増やします。
身体がどのように痛みを発生させるか?
ということを考えていくためには
動かす際におこる身体の様々な
パターンを知っていく必要があります。
運動を構成している要素は主に4つ。
①筋肉や骨格(基礎的要素)
②神経系(調節的要素)
③静力学、動力学(生体力学的要素)
④心肺系、代謝系(補助的要素)
運動の基本となる筋肉や骨格
その運動をコントロールする神経系。
生体力学的要素いわゆるバイオメカニクス的要素を
構成しているものには静的・動的なものがあります。
補助的要素は心肺系・代謝系
(ホルモンなどの内分泌系も)が含まれており
補助的といっても筋肉や骨格の運動には
欠かせない重要な要素と言えます。
ちょっと難しい話になっていますが
要素を全部分けてみていくわけではなく
例えば、重いものを持つ。
持つために必要な筋肉に収縮が起こる
縮む、伸びるというような力学的変化がおき
筋肉の性質が変化、持つことによって
緊張したり、緩和したり心肺系、代謝系も関与
動きを観察していくなかで
その運動を司っているどの部分が
どのように痛みに関わっているのか?
そこを明らかにすることで、その方に合った
適切なメニューを提供できることにもなってきます。
痛みが出ていない場合でも
望ましくない動かし方になっていることはとても多いですから!
その場合は痛みが出る前に対処でき、
予防にもつながりやすいですし、
痛みが出ても取れるのは早いと思いますよ!
変わらない慢性的な痛みや疲労感
お悩みのかたはからだサポートまで!
理学療法士 袖本雄介