2019.11.02 膝の痛みをとるために肩甲骨をみる。
『孤独のグルメ』ってドラマありますよね?
結構好きで見るのですが、主人公の五郎さんが注文で悩んだとき『誘い球に手を出すと軸がブレる』
と、メインで頼みたいもの以外にも食べたいものが見つかり、思わず口にしてしまうというシーンを見て
思わず納得してしまいました(笑)でも、色んな状況でも言えることですよね!
さて、みなさんはご自分が歩く姿を見たことってありますか?
お店では、からだの状態をみていくために歩いてもらうことがよくあります。
でも、膝痛だから膝に着目して動きを見ている!というわけではないんです。
膝痛でも腰痛でも肩こりでも。気になるときに歩き方をみさせもらうようお願いしています。
例えば、左肩に痛みやコリの訴えがあったとします。
痛みの影響から筋肉が硬くなってくると、肩甲骨の動きが少なくなってきます。
肩甲骨の動きが少なくなると、肩周辺の痛みだけでなく他の部位にも痛みを出すことにつながってきます。
歩行を例に挙げると、脚を出すと反対側の手も出ますよね?
脚を大きく出そうと大股にすると、意識しなくても反対側の手の振りも大きくなるはずです。
こういった身体の特徴から考えると、左の肩甲骨の動きが減り、腕の振りが少なくなる。
その影響で反対側の右脚も歩幅が狭くなる⇒歩幅に左右差ができることで膝痛が出現!
と、考えていくと膝だけが治療の対象ではないってことがわかりやすくなりますよね‼
これは、膝と肩甲骨だけに限ったことではなく、身体の特徴を知っておけば他の部分にも応用できます。
症状のあるところだけを治療しても、すぐにまた痛みが出てしまった!
そういった経験があるかたは、たくさんおられると思います。
連動して身体は動いている!ってことですね。
思い当たるかたは一度来てみて下さい!
からだサポートは健康的なからだづくりをお手伝いしています
理学療法士 袖本雄介