2020.03.05 免疫力をトレーニングから考えると?
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
からだサポート袖本です。
コロナウィルス流行の影響が、多方面に出てきていますね。
感染予防の方法などもメディアで連日取り上げられています。
そのなかで、自身の免疫力を高めて予防を図ろう!という内容が増えてきています。
そこで、免疫力を高める目的として運動を取り入れる場合のポイントをまとめてみました。
①適度な休息
いきなりですが、頑張る必要はありません!
張り切ってたくさん動いたり、長時間走ることから始めず、爽快感を感じる程度のものを。
カラダは、高負荷のトレーニングを行うことで、コルチゾールというホルモンが分泌されます。
このコルチゾール、リンパ球の働きを阻害することがわかっていて、細菌に対する抵抗力を下げてしまいます。
さらに、ハードな運動は身体だけでなく、脳や自律神経も疲労するので、内臓や血流の働きにも影響が。
睡眠不足であったり、ストレスも大きく関わってくるため風邪をひきやすくなるなど
ハードなトレーニングはかえって免疫力低下を引き起こします。
ちなみに、糖質を摂ることでコルチゾールの分泌が抑えられると言われています。
いつもの頑張っている食事を、少しだけ緩めて糖質も摂取。
筋トレのオフ日を作るなど、余裕を持つことを意識しましょう!
②トレーニングに合わせて食事を
ハードな運動後は、腸などの内臓も疲れています。
トレーニング後はたんぱく質補給だ!と、お肉や魚を摂りたい気持ちは解りますが
たんぱく質豊富な動物性食品は、脂が多いのも事実。
疲労時は、腸の機能が下がっているため、消化吸収も低下しています。
大豆など脂の少ない植物性たんぱく質は、食物繊維も入っており、腸内環境の改善には最適。
発酵食品なども、おススメです。
簡単なところですがまとめてみました。
免疫力を高める目的で、運動をするのであれば高負荷でやったりメニューに毎日に取り組む必要はないと思います。
それでも、やっぱりハードにトレーニングしないとやった気がしない!という方!
コルチゾールは、高たんぱく質摂取によって細菌を撃退するリンパ球の働きを活性化する可能性も報告されています。
たんぱく質は、免疫力低下を予防することにも活躍してくれているんです!
予防には、手洗いうがい筋トレ!みたいになると自宅待機になってもできることが増えますね(笑)
参考にしてみて下さい!
からだサポートは健康的なからだづくりをお手伝いしています
何かお役に立てることがあるかもしれません!
理学療法士 袖本雄介