2019.09.25 三大栄養素(脂質)
健康とパフォーマンスのために正しい栄養摂取は欠かせないものです。
その中でも、糖質・脂質・タンパク質の三つは三大栄養素と言われ、摂取の仕方は健康の維持・増進や運動のパフォーマンスに深く関わってきます。
今回は健康を害したり、パフォーマンス低下のイメージがある脂質について、何回かに分けてお伝えしていこうと思います。
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まず脂質の種類からですが、脂肪・油・脂・脂質と「あぶら」を指す言葉はたくさんあります。
普段、私たちが使用することの多いサラダ油やキャノーラ油は、グリセロールと呼ばれる分子に脂肪酸が3個結合した「トリアシルグリセロール」または「トリグリセリド」もしくは「(中性)脂肪」と呼ばれるものです。
この常温で液体であるものを『油』(サラダ油、キャノーラ油、ごま油)と呼び、逆に常温で固体のものを『脂』(豚脂、牛脂など)と呼びます。これらをまとめて『油脂』という言葉も使われています。
一方、『脂質』とは、栄養学の領域で使われる用語として、有機溶媒に溶ける物質と定義され、トリアシルグリセロール以外にも、リン脂質なども含まれます。
糖質、たんぱく質が1gあたり4kcalのエネルギーを作るのに対し、脂質は1kgあたり9kcalのエネルギーを生成させることができます。
脂質の方が短時間で多くのエネルギーを作ることができるため、長時間の運動を求められるマラソンランナーなどは、運動中に糖質でエネルギーが生成できなくなったら脂肪をエネルギーとして使用されます。
毎日必ず摂取する栄養素である脂質。悪いイメージもありますが、上手く活用できれば欠かせない存在になりそうです。
効果的な摂取方法を実施していくために、特性を十分学ぶ必要がありそうですね!
からだサポート
理学療法士 袖本雄介