2021.11.23 副腎疲労とは?
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
からだサポート袖本です。
気温の低下が日に日に進む山陰地方です。
今回の『副腎疲労』のお話は長くなりますので
コタツで気楽に勉強するつもりで興味のある方だけお付き合い下さい!
・以前は簡単に落とせていた体重が減らなくなってきた。
・一晩眠ればスッキリできていた疲れが全然取れなくなった。
年齢のせいだと感じていたことが
実は『副腎疲労』が影響しているかもしれません!
【副腎疲労とは?】
知識として知っておくだけでもコンディショニングやダイエットに繋がる
〝ヒント〟が見えてくるかもしれません!
~ここからお勉強です~
まず副腎ですが、腎臓近くにあるとても小さな臓器で一番下の肋骨くらいの高さにあります。
その臓器からはコルチゾールというホルモンを分泌しています。
⚪コルチゾールの働き
▫肝臓で糖を作り出す
▫筋肉でタンパク質を代謝
▫脂肪を分解して代謝を促進
▫免疫抑制・抗炎症作用
これだけみても生体にとって必須なのが分かります。
トレーニングやダイエットにも関係してそうですよね!
ちなみにこのコルチゾールは“心身がストレスを受けると急激に分泌が増える”ことから
「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
脳はストレスを感じると
→副腎からコルチゾールを分泌
→同時にDHEAというホルモンも分泌
(DHEAはコルチゾールの濃度を正常化する働きあり)
適度なストレスならば問題なし!しかし、過剰なストレスがかかり続けると
→DHEAの分泌が減る
→コルチゾール濃度上昇
(活性酸素が発生)
→やがてコルチゾール自体も減る
→身体が動かなくなる!
これが『副腎疲労』です!
⚪副腎疲労で現れる症状
▫常に疲れを感じ、何事も億劫になる
▫すぐイライラするようになる
▫集中力低下・物忘れが増える
▫朝起きれない
▫寝つきが悪く、睡眠の質が下がる
▫風邪を引きやすい
この症状が当てはまる方は『副腎疲労』の可能性があるかもしれません!
そこで次回の投稿では、副腎が疲労してしまう
〈原因〉と〈対処法〉をお伝えしていこうと思います。
なぜ起こるのか?対策は?
そこを知って身体の不調を整えていきましょう!
健康的なからだづくりをサポート!
身体の不調・コンディショニングにどうぞ!
理学療法士 袖本雄介