2020.05.26 足首捻挫後のケア
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
からだサポート袖本です。
今日は久しぶりに治療メインのお客様!
足首を捻挫後、約2ヶ月が経っても
違和感が取れず、動きによっては痛みも伴うとのこと。
足関節捻挫は程度にもよりますが、受傷後初期の修復過程がとても大切になります。
固定などはもちろんなんですが、その修復過程の間に損傷した靭帯に
再度負荷がかかったりすることでゆるんでしまい、不安定な状態になってしまいます。
そこから身体は数ヶ月かけて再構築していくのですが
不安定感は残っているため違和感や痛みを感じやすくなっているんです。
その場合、ゆるみを補うために損傷した靭帯とは違う部分に
硬さができてしまっていることがほとんど!
こちらのお客様も、片足立ちだけでも痛みの訴えがあったため
細かくみていくと、痛めた外側の靭帯だけではなく
内くるぶしとふくらはぎの筋肉、足首の前面にも硬い部分を確認!
こういった痛みや違和感に対してだと
病院でレントゲンを撮っても異常はわかりませんよね!
このあと、施術で硬さのあった部位を緩め、再度片足立ちを行ってみたところ
痛みもなくなり、最初と比べて力も入れやすいことが確認できました!
ただ、せっかく硬さは取れても使い方によってはまた硬さを作ってしまうため
動かし方を適切な状態に修正しなければなりません!
そこから力の入れ方をもっと細かく確認しつつ、バンドを使ったエクササイズも取り入れながら
最終的に立ったまま荷重をかけるトレーニングまで行うことができました!
今回のように、期間で考えると治っていてもおかしくないのに
痛みが残っている場合、機能を代償しようと硬さが生まれていることが多くあります。
まずやることとして
①硬い部分の確認から、施術まで。
②それから力の入りかたを修正する目的の個別部位に対してトレーニング
③それを行ってから荷重位での応用トレーニングといった進め方が必要と思います!
お客様にはご自分で行ってもらう方法として、硬さのみられた箇所のケアと
力の入れ方を練習するための簡単なホームエクササイズをお願いしておきました。
目的の筋肉にしっかり力が入っていたので終わって後に、足の接地で違いを感じておられました!
捻挫後の痛みや違和感がいつまでも続いている場合
このお客様のように部分的な硬さが影響を出していることもあります。
からだサポートは健康的なからだづくりをお手伝いしています
何かお役に立てることがあるかもしれません!
理学療法士 袖本雄介